先日メールの整理をしていると、クックパッドから1通のメールが届いているのを見つけました。
内容は
【クックパドの「専門家厳選レシピ」へ掲載されました】と言う物です。
これは何かと言いますと、クックパッドとは皆さんご存知の料理レシピサイトNo.1を誇るサイトの事なのですが、ことらのサイトは誰でも無料で登録して自分の料理の画像やレシピをアップできるサイトですよね?
その無料でアップしているレシピの中からクックパッド側がプロに依頼して厳選し、「専門家厳選レシピ」と言う有料版カテゴリーへ掲載すると言う物です。(私も今回始めて知りました。だっていつも無料版しか使わないもん(^^))
以下がそのメールの内容です。(名前は伏字にしています)
================================================================================================
○○○○○○○様
いつもクックパッドをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
○○○○○○○様のレシピ
「万能!玉ねぎドレッシング」
が、「専門家厳選レシピ」へ掲載されましたことをご連絡させてただきます。
※「専門家厳選レシピ」とは、美容・ベビー&ママ・キッズなど各分野の専門家が
選んだみなさんのレシピを、おすすめコメントともに閲覧できるカテゴリです。
レシピに、専門家からの以下の紹介コメントがついています。
「玉葱には、エネルギーの生産に働くビタミンB1の吸収を助ける成分が含まれています。ビタミンB1が豊富な豚肉との相性◎です。」
レシピページのコツ・ポイントの下部にても確認いただけます。
ログインの上、ぜひご覧くださいませ。
http://cookpad.com/recipe/1939228
「専門家厳選レシピ」に選出されたレシピは、これまで通りどなたでもご覧いただけます。
「専門家厳選レシピ」としてまとめられたページの一覧のみ、
プレミアムサービス会員様に限定させて頂いています。
専門家厳選レシピトップページはこちらからご覧になれます。
→ http://cookpad.com/category/premium
今後も皆さまの料理がより楽しみになることを願って、
様々な特集を企画してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
クックパッド株式会社
なお、何かご不明な点や、お困りのことがございましたら、
以下問い合わせ先よりお気軽にご連絡ください。
================================================================================================
との事なのですが何とこのレシピ掲載部分、
私は閲覧する事が出来ません。何故ならば先程も言いましたが有料版など契約していないからです。せめてどのように掲載されているのか位、見られるようにしてくれたら嬉しいのになぁ。
まぁ、普通に「万能!玉ねぎドレッシング」で検索をかければいつでも閲覧可能ですので、もし良かったら見てやって下さい。
ちなみにこちらのレシピですが、実は開発したのには理由が有ります。
1番は玉ねぎが好きなので、玉ねぎを使った美味しいドレッシングを食べたい。なおかつ体の事を考えて手作りの物を食べたいと言うところからだったのですが、このドレッシングを開発した時期と言うのが実は友人に料理を教えていた時期だったんですよね。
今回はそのお話です。
その前に、私はよく自分の事や友人知人などの身の上におこった様々な出来事を記載しているのですが、これは決して悪口や腹いせで書いているのでは有りません。むしろ逆です。
後もう少し努力すればもっと違った方向に行けたで有ろう人の事や、今は迷走中だけれど頑張ったら幸せになれるのにねと言う人の話を何故これ程書くのかといいますと、そこに人間が抱える問題点や課題が潜んでいるからです。
しかもそれは何もその人だけが抱えている問題では無く、似たような状況や、状況は違えども気持ちの上では似た気持ちを抱えて苦しんでいる方も世の中には沢山いるはずです。
そう言う人や、今そうでは無い方でも今後何か有った時に、ふっと私が書いている内容を思い出して貰えて、気持ちを明るく持つ努力をして貰えたり、悩みや人に対する恨みなどをいつまでも待たなくて良い心を持ってるようになって頂ければ、世の中もっと幸せな人が増えるのではと思い色々書いているのです。
「余計なお世話だ。お前は何様なんだ
」と言われればそれまでかも知れませんが、私自身今までの人生で色々苦しんで来た経験が有ります。その経験を少しでも活かして少しでも社会貢献出来れば良いな、と思っているのですが、決して人に強制するつもりは無いのです。
ただ、「そう言う事も有る」とか、「そうか、こう言う時にはこんな風に考えたら気持ちが楽になるのか」と軽く読んで頂ければ、もしもの時に役立つのでは?そんな内容を掲載しているのです(^^)さて話は戻りまして、このレシピを開発したのは今年の春頃の事なのですが、あるうららかな陽気の午後に彼女は突然やって来ました。ねぎやほうれん草などの野菜を持って。
「料理を教えて欲しい」と言う事だったのですが、私は一言も彼女から相談を受けていなかったので「えっ、本気ですか?」とびっくりしました。
一応少し前に私の家族には「ichigomakaron47さん(本来ここは本名なのだが、あえてハンドルネームで)に料理を教えて欲しいので、頼んでおいて欲しい」と言っていたらしいのですが、本来そう言う事は本人に直接頼むのが礼儀だと思っていたので冗談だろうと思っていたのです。
それに、私が作れるのはあくまでも家庭料理。料理の免許も持っている訳では無いし人に教えられるレベルとも思っていません。
ただ、
体の事を考えて「調味料はオーガニック」「野菜中心で旬の物を。出来るだけ無農薬野菜で」「肉はたまに使うのみ。しかも1時間はボイルして、血と脂を抜く事」と言う事は徹底していたのですが、どうやらそう言う体に良い料理を教えて欲しいと言う事だったようです。
彼女は1人暮らしでお弁当も自分で作って持っていく、自炊もしていると聞いていたので「今更私が教えなくても」と思ったのですが、よくよく話を聞いてみるとそれは殆どが嘘で本当は殆ど料理が出来なかったとの事でした。
丁度この時期、彼女はお見合いをしまして好感触を得ていたので「料理が出来ないと不味い」と思ったみたいなのです。それは大変偉い事だと思いました。彼女は非常にプライドが高い人だったので、「料理が出来ない」と言うのは大変な勇気がいった事と思うのです。それでも彼の為に料理を作れるようになりたいと言う心に打たれまして、私で良ければと最終的には引き受ける事となりました。
そんな時に出来上がったのが例の「万能!玉ねぎドレッシング」です。
このまま上手くいけば数ヶ月後には嫁に行くで有ろう彼女、しかし料理が殆ど出来ない。そうなって来ると短期間で集中的に頑張るしか有りません。
そこで私は考えました。
1.幅広い料理を作れるようになるよりも基本を抑える事。そしてその料理を何パターンにもリメイク出来るアイデアを身につける事。
2.何にでも合う万能ソースを何種類か作れるようになる事。その為にはまず私自身が色々私語錯誤して、ソースの開発をしなければならなかったのですが、そんな思いから出来たまさに万能ソースだったのです。
このソースは本当に何にでも合います。
サラダには勿論、お肉(豚、牛、鳥)を焼いて最後にかけて食べても良し。お刺身にかけても美味しいですし、アクアパッツァのソースとしても利用出来ます。【万能!玉ねぎドレッシング】(多分このURLで合ってると思います。)
ちなみに【1】の基本を覚えてリメイクですが、例えば
「煮物」

「残った具材を刻んで散らし寿司の具」

「残った具材にとろみをつけてあんかけ」
「チンジャオロース」

「残った具材にとろみをつけて春巻の具」

「残った具材に鶏がらスープを足して味を整えれば中華スープ」
と言った具合に同じ材料で1度に作り、何パターンかに変化させると言う物でした。
万能ソースの話に戻りますが、誰でも作れますしとても簡単です。
しかしここで私は思わぬ事実で悩まされる事となるのです。と言いますのが、同じ材料、同じ分量、同じ作り方で作っているのに私が作るソースと彼女が作るソースが、明らかに味が違う物になるのです。
それだけでは有りません。料理に関しても、同じ条件で作っているのに彼女が作ると【何か】足りないのです。最初の頃はその【何か】が何なのかが分からず、「きっとなれていないからだろう」と思っていたのですが、彼女の料理に対する取り組み方に気が付いてから何が足りないのかが分かって来ました。
彼女は「結婚するに当たって料理は作れないと不味いが、料理事態が面倒くさい。」「下処理に時間をかけた方が美味しく出来上がるのは分かっているが、面倒くさいのでなるべく手を抜きたい」と思いながら料理を作っていたのです。料理と言う物は作る人の心がとても反映される物なのです。食べてくれる人に対して愛情を持って作れば、とても優しい味になりますが、逆もしかりです。
事実、私の母親は私が子供の頃は家庭内が色々有って気持ちの余裕が無く、料理に愛情を掛ける事が出来ない心理状態だったので、子供の頃に食べた母親の手料理は美味しいと感じた事が殆ど有りませんでした。
しかし、長い年月をかけて家庭内が落ち着き心に余裕が出てきますと、料理に手間隙や愛情をかける余裕が出来てきたのか、ある時期を境に(家庭内のごたごたが解消した時期ですね)料理の腕がグンと上がり、今では物凄い料理名人になっています。
友達は「結婚の条件として料理が出来ないと不味い」と思っていただけで、「彼に美味しい物を作って喜ばせたい」と言う気持ちでは無かったのです。それに、最初料理を教えるに当たって「私よりも自分の母親に料理を習った方が良いのでは?」「私の料理はプロの料理では無いが、体の事を考えて兎に角手間隙はかけている。特に肉料理に関しては物凄く丁寧に処理している」と言う事を提示しており、最初はその手法を学びたいと思ったみたいなのですが、やってみると余りの面倒くささに(彼女比、人によっては全然面倒くさくないと思います。)「何で私がこんな事をしなければならないの?」と、逆に私に対して逆恨みするようになったのです。
そして「肉は1時間もボイルしなくても、圧力鍋で調理したら直ぐに軟らかくなるのでは?」と食って掛かるようになってしまったので、結局最後まで面倒を見れなくなってしまいました。
しかし、「圧力鍋は肉を軟らかくするが、肉の中のアクやえぐみ、血や脂は取り切れない。血や脂を取り除き、かつ肉を軟らかく美味しく仕上げるには普通の鍋で1時間、じっくりコトコト煮込むのが一番。」と何度も伝えたのですが、一度そう言う思いになってしまうと、人の言う事って耳に入らないもののようです。
結局、料理は不完全なまま、その他にも色々有ったみたいで彼とは破談になったのですが、この話にも教訓は沢山あります。
つまり、
彼女は自分の【我】と【執着】に囚われすぎて、物事の本質を見る事が出来なかったのです。【我】とは、それが例え間違った考えだとしても自分の意志や考えを言い張り、人の言葉に従わない事を指します。「我が強い」などは強情で意地っ張りな人の事を指します。
【執着】とは、物に囚われて手放す事が出来ない状態、または1つの考え方に囚われてそこから抜け出せない状態の事を指します。彼女がお見合いをした方は大学の準教授、毎日研究に忙しくてしかも遠方の方だったので会えるのは月1回のみでした。(見合いした時期に論文が3つ程重なっていて、研究に時間をとられていたそうです)
しかしその忙しい中でも毎日1回はメールをしてきてくれ、彼が会いに来るか彼女が会いに行く時は交通費やホテル代は全て彼持ちと、とても彼女に対して誠意を払っている方でした。
はたから見ると彼は忙しいなりに彼女の事を大切にしていたのですが、彼女からすると「何故もっと連絡をくれないのか?」とか、「今までの恋愛ではもっと大切にして貰っていた」と言う思いが少しずつ募っていったのです。
つまり彼女は今付き合っている彼よりも、「過去の恋愛での栄光に囚われてしまっていた」のです。言い換えると「過去の恋愛において大切に扱われていた自分に執着する余り、今の彼の良さに気が付かなくなっていた」のです。これがいわゆる執着の恐ろしさですね。一度こう言う風に過去の栄光に囚われてしまうと、その囚われている状態よりももっと大切にして貰わないと満足できなくなります。
そして彼に対して「もっと大切にして欲しい」「もっと合う時間を作って欲しい」などの我がままを言うようになります。これが【我(自分の思い)に囚われている】状態ですね。そうなって来ると後は悪循環です。
相手にも彼女の不満や我がままな心は届きますから、「自分が出来る範囲で精一杯大切にしているのに、これ以上どうしたら良いのか分からない」となって、結局破局となってしまったのです。(その結果、無駄に労力を使っただけの料理実習に対しても、良い思いを持てなくなってしまったのです。)
あの時、彼女がもう少し相手に対して思いやりを持ち、「あぁ、この人は忙しい中で精一杯時間を作ってメールをくれているんだなぁ。」とか「忙しいなりに大切にしてくれているのだから、過去はともかく今を大切にしよう」と思えていたら、きっと今頃は新妻になって家庭を築いていた事でしょう。人間色々な思いは有ります。しかし自分自身の間違った価値観に囚われてしまう、【我】や【執着】には気をつけなければなりません。
【我】や【執着】は時には人を滅ぼす事さえ有ると思うのです。余程の事が無い限り、相手に合わせておけばお互い心穏やかに過ごす事も出来ますし、要らない恨みを買う事もありません。
【我】や【執着】なんて持っていても幸せになる妨げにしかならないと、今回の事を通してひしひしと感じました。
人間、【我】と【執着】から開放されたら幸せに近づける、そう思い我がままを言わないように心がけている私でありました。
皆さんも注意しましょうね(^^)
ランキングに参加しています。良ければポチっとして下さいm(- -)m
ただいまランキング強化中月間中です(私的に)
皆楽しく日々を過ごすには、健康が大切だと思っています。色々な方に少しでも情報が届くよう、皆さんのポチで応援お願い致します。宜しくお願いします。ヽ(´▽`)/
FC2ブログランキング

にほんブログ村
スポンサーサイト